Windows 10 Fall Creators Updateとはどんなアップデート

こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。

Windows 10に入り、大きなアップデートが頻繁に行われるようになりました。「Windows 10 Fall Creators Update」は4回目となるアップデートです。今までのWindowsのアップデートとどのような違いがあるのかご存じでしょうか。

今回は、Windows 10 Fall Creators Updateについてご紹介します。

Windows 10 Fall Creators Updateとは、2017年10月17日に提供が始まったWindows 10の4回目の大型アップデートです。Microsoftは配信範囲を徐々に拡大し、2018年1月には世界中のすべての互換デバイスで利用可能になったと発表しました。

「クリエイター」とつけられた理由

Windows 10 Fall Creators Updateは、名称に「Creator」というワードが含まれていますが、クリエイター職へ向けてのアップデートというわけではありません。すべてのユーザーの創造力を刺激し、多彩なコンテンツを生み出す助けとなるためにリリースされました。

全面的に採用されたFluent Design System

今回のアップデートでは「Fluent Design System(フルーエントデザインシステム)」という新しいデザインシステムが導入されました。「Fluent」には「流ちょうな」「すらすらと」という意味があり、異なるデバイスであってもデザインの違いに違和感なく利用することができます。

Fluent Designは、「Light(光)」「Depth(深度)」「Motion(動き)」「Material(素材)」「Scale(スケール)」と呼ばれる5つの要素によって特徴づけられます。

光と影の効果を利用してデザインに奥行きを持たせたり、空間の広さを感じさせる3D世界を作り上げたりすることが可能です。

また、今回のアップデートでは、スタートメニューやストアアプリなどの枠が半透明になるデザインが追加されました。すりガラスのようにも見えるこのデザインは、「アクリルマテリアル」と呼ばれます。

この他にも「視差(Parallax)」を利用した映像効果が実装されました。画面の手前にあるコンテンツと後ろにあるコンテンツを異なるスピードで動かし、「視差効果」を生み出しています。

Windows 10 Fall Creators Updateの新機能追加

3D機能がついたフォトアプリ

フォトアプリには、写真と動画に3D効果を簡単につけられる「ストーリーリミックス」が新たに実装されました。動画編集アプリがなくてもすぐにショートムービーが作れるうえ、ムービー内の対象物の動きに合わせた3D効果も簡単に付与することができます。この機能のおかげで、3Dと2Dが混合した画像が身近になりそうです。

スマートフォンとの連携

今回のアップデートでは、スマートフォンやタブレットとの連携が強化されました。スマートフォンにアプリをインストールすることで、スマートフォンで閲覧したWebページをパソコンに転送することができます。

このアプリはAndroidとiOSのどちらにも対応しており、複数のパソコンとの共有も可能です。スマートフォン側からはタップひとつで簡単に情報共有ができる他、送信されたページはすぐにパソコン画面上に現れるため、素早い連携が可能になります。

パソコンシェルジュ 秋葉原